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常駐時間について

質問力

こんにちは。今回は、『対面で話を伺う際、気をつけている事』の第3弾です。

積極的傾聴に効果的な質問をプラスすると、更に相談者の話の内容が深掘りされます。
例を挙げて、具体的にどのように質問をすると良いのかご紹介致します。

相談者:(暗く沈んだ様子で、小声で)「不安なんです・・」

聴き手:(同じ様な沈んだ口調で、声のトーン・スピードを相談者に合わせて)「不安なんですね。お辛いですね。」(相談者の発した言葉を使い、更に聴き手が感じ取った事を率直に伝える。その後、相談者の反応に注視し、たとえ沈黙が訪れても焦って言葉を繋がない。)

聴き手:(沈黙で話が続かない様であれば、深掘りする為にオープンクエスチョンを試みる)
「先程、不安だと仰いましたが、どんな事が不安なのでしょうか?可能な限りで大丈夫ですので、お話し頂けませんか?」

聴き手は、「ええ」、「はい」、「そうなんですね」等と相づちを打ちながら聴き、相談者の話を促します。また、相談者が話す内容に注意を傾け、重要だと思うポイントを探ります。相談者が話し終えた時に、相談者が使った言葉で要約した内容を伝え、確認。齟齬が生じていないか見極め、聴き手が相談者の話から感じ取った聴き手の気持ちを伝えつつ、更に深掘りする質問を行います。
この作業を繰り返していくと、問題の本質がお互いに見えるようになり、解決策を一緒に探る事が出来る様になります。

このBLOGでは分かりにくい点があると思います。積極的傾聴や効果的な質問の方法についてお知りになりたい方がいらっしゃいましたら、ホームページ上のお問い合わせフォームからおたずね下さい。
お待ちしております。

本格的な梅雨のシーズンに入りました。蒸し暑い日が続いております。
どうぞお体に気をつけてお過ごし下さい。
写真は、日向市駅前のジャカランダです。
宮崎県では日南市が有名ですが、日向市役所にも植栽されており、この時期は大変美しいです。